みやもと生涯学習セミナー2022「船橋宿と江戸幕府のあしあと」は、宮本公民館と船橋市生涯学習コーディネーターとの協働企画事業として全3回講座が開催されました。
1回目 6月16日(水)10時~12時 「成田参りと船橋宿」
講師 飛ノ台史跡公園博物館職員山本稔氏
1部は、成田参り栄えるその理由
成田山が江戸深川で行った最初の出開帳と、同時期に市川團十郎が芝居を打って大変な人気に。市川家の屋号「成田屋」の由来や、各地で成田講が組織され成田参りが盛んになり、江戸から成田参りの交通網が発達し、船橋宿が栄えた事をわかりやすく解説されました。
2部は江戸発船橋宿泊 十返舎一九の「方言(むだ)修行(しゅぎょう)金(かねの)草鞋(わらじ)」(船橋宿)を江戸の仮名一覧と現代訳の資料を参考にしながら、江戸の船橋宿の世界に触れることができました。
2回目 6月23日(木)10時~12時 「船橋宿の街と神社仏閣~江戸幕府のあしあと~」
講師 歴史愛好家 河野成夫氏。
<1>船橋宿と徳川幕府 1、徳川幕府と船橋小史 2、船橋宿の様相 3,徳川幕府のあしあと 10分休憩 <2>船橋宿の神社仏閣 1,御菜浦の船橋 2,寺町の代表的な寺院 3,徳川家と仏教諸派 これ等の項目を膨大な資料を基に、映像を交えて船橋宿と徳川幕府の関りを詳しく解説されました。今まで気付かなかった寺町船橋を再認識しました。
講義の終わりに、次回の散策案内と注意事項の説明がありました。
3回目 6月30日(木)第一部 散策 宮本台の今昔
当日は東船橋駅南口ロータリー9時20分集合 猛暑の為コースは短縮することを参加者に了解して頂き、歴史愛好家(生涯学習コーディネーター)河野さんと歴史愛好家(生涯学習コーディネーター)川瀬さんのリーダーのもと2班に分かれ、初めに決めたコースとその逆のコースで出発。
1班のコースとして、 駅前→昭和放水路掘削跡→茂呂浅間神社は、祭神は、木花咲耶姫。無事を祈ってお参りしました。→真名井は、宮本中学校の西側に位置する弘法伝説の「弘法の井」。→日枝神社は祭神は大山咋の命。猛暑にもかかわらず、ガイドの河野さん、川瀬さんのわかりやすくきめ細かな説明に、参加者も熱心に聞き入っていました。→宮本公民館到着。
第二部は、懇談会。歩くには暑すぎたや、普段何気なく歩いている道でも、詳しく説明して頂いてとても良かったです等、参加者の率直な意見を聞く事ができました。
歴史の街船橋を体感出来た講座でした。
文章 椎名洋子さん