【活動報告】2025年度 みやもと生涯学習セミナー「仏像鑑賞入門と坐禅体験」

当セミナーは、平成13年にスタートした今年で25回目となる講座です。

1日目(5月29日)「楽しく学ぶ仏像の世界」、2日目(6月5日)「とっておきの仏像探訪記」という表題で、講師は、市内の小学校の校長職をされた「仏像愛好家」の松井俊明氏です。
初日の講座では、全国の有名寺院の如来・菩薩・明王等の仏像を、ご自身が探訪し作成された映像を中心に説明があり、京都・奈良の世界遺産については、貴重な資料を分かりやすいスライドでの軽妙な説明でした。私たちは、「仏」の神秘的な美しさや日本の世界遺産への誇りを再認識しました。


2日目は、同氏による大和路のほか、四国八十八ケ所巡りや、日本百観音霊場巡り(坂東三十三、西国三十三、秩父三十四)の体験をもとにした講座で、受講者も体験したくなるような、興味深い楽しい説明内容でした。


 3日目(6月12日)の前半は、当公民館近くの曹洞宗寺院「慈雲寺」での坐禅体験です。導師は、当寺二十三世住職の野口宗康師です。15分の坐禅を2回、日常を離れ半眼で瞑想にふけり、しばし特別な心象になりました。その後の講話では、鎌倉中期創建の当寺の沿革等の説明があり、また、昨今の一般向け坐禅会の開催や時制に対応した永代樹木葬墓の建立など開かれた寺院の説明を丁寧に分かり易くされた。事後のアンケートでも、九割の方が「講座は非常に良かった、坐禅はいい体験になった、また企画してほしい」との回答でした。


3日目後半は、公民館に戻り、参加者の座談会・情報交換会です。テーマの「メンタル・ヘルス」では、ストレス解消の体験談があり、また、当セミナーの感想など今後に繋がる貴重な意見も出て、有意義で楽しいひと時でした。

(22年度生 河野成夫)

参加者のアンケート結果(PDFへリンク)

座談会より(講座参加者の感想)  (AIまとめ)

【活動報告】中央公民館 「サンバの魅力発見第2弾」

サンバの魅力発見第2弾 ~みんなで踊ってみよう健康サンバ~

2025年6月21日(土) 13:30~16:00
中央公民館講堂 参加人員 56名

ちいき新聞に掲載されたこともあり、申込みは80名近くになった。
出演者の浦安、松戸サンバチームほか、第1弾(2/15)の反省も踏まえて、大変素晴らしい内容となり、参加者のほぼ全員がサンバのステップを体験した。
また、福祉団体から車椅子の障がい者の参加もあり、楽しく踊りに参加されていた。
参加者の感想からは、とても楽しかった、参加して良かった、また参加したい、という声が多数あった。

詳細は動画(8分59秒)をご覧ください

【活動報告】中央公民館 「サンバの魅力発見 リズムを体験 ~みんなで踊ってみよう~」

2025年2月15日、中央公民館でサンバ講座を開催。10代から80代以上まで幅広い年齢層の35名が参加。講師指導のもと、ダンス体験を中心にサンバの魅力を体感。
参加者からは「良い体験ができ楽しかった」と好評で、特にダンス体験は人気だった。

詳細は動画(Youtube)約9分50秒を御覧ください

報告書(PDFリンク)(Ai利用)

【活動報告】 海神公民館 おとなの教養講座 2024年度

知るは楽しい船橋の歴史~わが街船橋の今昔~

今年度の海神公民館のおとなの教養講座「知るは楽しい船橋の歴史~わが街船橋の今昔~」は
南船橋の移り変わりに焦点を当てました。

第 1 回:歴史講座「船橋海岸線の変遷」 山本稔氏(11/5)

第 2 回:浮世絵講座「浮世絵に描かれた船橋・成田街道」須藤元夫氏(11/19)
2 回目の講座では、元生涯学習部長の須藤氏が船橋にまつわる様々な浮世絵の紹介をして下さり、実際の浮世絵や古文書の掲示も有り、江戸時代の船橋がありありと目に浮かぶようでした。

第 3 回:歴史散策「南船橋周辺を歩く」山本稔氏(11/26)
 3 回目は、山本氏の 1 回目の座学を受けて、大神宮下駅から南船橋近辺の散策をしました。京葉道路周辺は昔の海岸線で塩田も有りましたが、時代と共に埋め立てられ、ビーチや飛行場を持つ船橋ヘルスセンターが出来、それがららぽーとに変化していったそうです。海老川沿いから赤い太鼓橋を渡り、浜町商店街を歩くと、ここは駅からヘルスセンターへ向かう道で正面には名残の松の木が今でも残っています。傍らにはそごうデパート屋上にあった稲荷神社が鎮座していました。ららぽーとを過ぎ、次に若松地区に移動する際、近代的なららアリーナや巨大物流ビル群に驚き、これらは以前の船橋ヘルスセンターやオートレース場の跡地を上手に再利用して設計されたそうです。若松小の傍のわずかに残る堤防跡、その後は谷津干潟の生命線となる高瀬川の脇を歩いて 2 時間の散策は無事に終了しました。
 山本先生の説明を聞きながら、南船橋近辺の 100 年余りの移り変わりの痕跡を多く発見した講座となり、最後は南船橋駅に戻り、ららぽーと方面へ向かう動く歩道に乗って現代に戻って来ました。

【資料】船橋海岸線の変遷~塩田と埋立を探る~ (フィールドワークマップ付)

コー連協 活動事例発表資料 2025-02-20

【活動報告】「生き抜くための防災講座」2024年度

 昨年度実施した「生き抜くための防災講座」の第2弾として、本年度も同名の防災講座を開催した。

 1日目(10月15日)は「災害時のスマホの使い方」で、ドコモショップ船橋店より3名が指導に来られ、マンツーマンで疑問点を教えてもらえるので、15名ずつ午前と午後に分けて実施した。内容は「スマートフォンで災害に備えよう」で、災害時の情報の集め方、ラジオアプリの体験、スマホの充電をもたせるコツや注意点など。アンケートでは概ね好評だったが、ドコモの防災アプリの実習が時間の都合で割愛されていたのが残念だった。


 2日目(10月22日)は「能登半島地震災害派遣の報告及び船橋市の防災について」という長いタイトルで船橋市危機管理課の出前講座だった。発表された職員は東日本大震災で被災されて、友人知人を失くされた経験をお持ちの方だった。それもあり、珠洲市各地の様子、避難所運営、公的や民間の支援状況についてとてもリアルに伝わった。反面、船橋市の防災状況や災害時の個人の行動についてもお話があったが、限られた時間では伝えたいことを網羅するには無理があったようだ。次回同じような機会があれば、時間を分けた方が良いと感じた。


 2日間とも若い世代の参加もあり、まずは成功だった。防災のテーマは地域課題としても継続していく必要があると感じている。(T.H)

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