みやもと生涯学習セミナー 「新聞ちぎり絵体験講座」
開催日時:2023年1月26日(木)13時30分~15時30分
会場 :宮本公民館 第1、第2集会室 定員15名全員参加
みやもと生涯学習セミナー「新聞ちぎり絵体験講座」は、主催 船橋市宮本公民館、共催 船橋市生涯学習コーディネーター連絡協議会の企画事業として開催されました。
「新聞ちぎり絵体験講座」 講師 日本絵手紙協会公認講師 小林正子先生 助手の方1名
講座の始まる前、各テーブルに台紙、薄めたノリ、ごみ入れ等を準備。見本のローソクの作品を展示。
先ず先生から「新聞ちぎり絵 ロウソク」を作成するにあたって、新聞のカラー部分のちぎりかたの注意点を聞いた後、ちぎったカラー部分の新聞紙を台紙にならべて配置を考え、ノリで貼り付けます。試行錯誤をしながら参加者一人一人味わいのある作品を作っていました。
参加者全員の出来上がった作品をホワイトボードに展示しました。
それぞれ素敵な作品に仕上がり、盛り上がりました。
参加者の中には、ちぎり絵の会があるのか先生に尋ねていましたので、大分興味を示したのかと思われます。
紙面のカラー部分をちぎって、配色を考えながら味のある作品を作る。一時的な楽しみだけでなく、生きがいに繋がる講座だと感じました。
みやもと生涯学習セミナー2023「江戸文化と富士山信仰」
6月15日(木) 「絵巻と落語で知る江戸の暮らしあれこれ」
飛ノ台史跡公園博物館職員 (自称)江戸・東京案内人 山本稔氏
7月6日(木)「富士山信仰と船橋の富士塚」
まなび船橋 鈴木睦男氏
1日目は「熈代勝覧」(日本橋から今川橋までの大通り(現在の中央通り)上に江戸時代の町人文化を克明に描いた絵巻物)に描かれた風俗図から七つの場面を取り出し、1800年頃の市民の暮らしを説明され、そこから思い浮かべられる落語を重ね合わせて話された。先生の数々の講座でこの話しは初めて聞くもので新鮮で面白く、引きつけられた。
2日目は船橋市には国、県、市指定の文化財が合計49件あり、取掛西貝塚は国史跡である。
また、現存の大神宮灯明台、了源寺の鐘楼堂跡、和時計、阿弥陀如来像、大仏追善供養、中野木の辻切りなどの文化財は、現在も船橋市民に守られていることなどを説明された。過去から現在、未来へと繋ぐ、先人達の知恵や恩恵を随所に感じ取れる面白い企画と感じた。
3日目は富士山が「信仰の対象と芸術の源」として世界遺産になった事から説き起こし、多くの絵画、和歌、物語が紹介された。「富士登山」はご利益を求めて山頂を目指し登山することから始まり、代参でもご利益が得られる等の理由により「富士講」が発達した。また、各地に「富士塚」が出来たことを説明された。船橋には18の講があったが、今は山野と宮本の2箇所になり、山野では富士登山も実施されている、また富士塚は、15程現存しているとの説明であった。新しい発見があり楽しかったが、折角の資料画像が鮮明に見られなかったのは残念だった。
一番星通信122号原稿より 17年度生 川瀬 建雄 27 年度生 藤本 典子
中央公民館「人生100年健康講座 ~日々元気に過ごすために~」
「人生100年健康講座 ~日々元気に過ごすために」
① 大人のリトミック 講師:戸辺典子先生 2023.2.14実施
② 生活習慣病予防からフレイル予防へ 講師:高橋眞知子先生 2023.2.21実施
「大人のリトミック」
リトミックは音を聴き取る力やリズム感が音楽的な能力だけでなく、想像力、注意力、集中力などを養う目的で、主に幼児、子供向けに考案されたものです。この内容を大人、高齢者向きに組み立てられ、今回「大人のリトミック」として実施されました。
講座にはほぼ定員の32名が参加されました。聞きなれた音楽に合わせ、口ずさみながら体を動かし、拍手をし、スカーフを振り、ストップモーションを行い、また、輪になってボールの受け渡しを行うなど体全体を無理なく動かすことを行いました。参加者全員がその場で覚えた動きをすることでの緊張感をも味あうことができた楽しい90分でした。
「生活習慣病予防からフレイル予防へ」
寿命と健康寿命の間に約10年あり、フレイル予防を行うことで健康寿命を延ばし、いわゆる「死ぬまで元気」を目的にした座学中心の講座でした。食事、ロコモ、認知症予防の重要性を具体的に説明され、充実した内容でした。
初めて聴かれた人にとっては意味深い講座でしたが、普段から健康に意識が高い人にとっては食い足りない部分もあったと思われます。参加者が24名と減少したこともその表れと思われます。次回以降、アンケートの内容をも分析し、より良い講座にできるよう対応が必要と思いました。
29年度 岡田 裕三
南部ブロック内 交流・懇親会 2023年4月20日
中央公民館「マイふなばし環境講座 ~わたしのエコアップライフ~」
「マイふなばし環境講座」
昨年進めていたSDGsという大きなテーマから、今年度はより身近な地元船橋の環境にフォーカスし、船橋市の取り組みを知り、自らの問題として意識・実践できるような講座を企画。
11月17日、24日、の二回、中央公民館にて開催した。
一回目は地球温暖化問題・海洋プラスチック問題について船橋市環境政策課蒲田様と環境保全課藤原様、二回目は家庭における省エネ・節電について山田殖保様(家庭の省エネエキスパート)を講師としてお迎えした。
地球規模の環境問題から船橋市の取組みへ、私たちができることへと話が進み、自らの問題として意識し、実践につなげる足掛かりとなる講座になったと思う。
世界の平均気温は100年あたり0.74℃の割合で上昇。
一方、船橋市の平均気温は過去40年で約1.9℃上昇しており温暖化対を行う必要がある。
映像で紹介された「対策を行わなかった場合の2100年未来の天気予報」では、千葉県の最高気温が42.6℃、真夏日が100日など衝撃的な内容であった。
海洋プラスチックごみのうち約8割が陸上で発生。船橋市では、市内からどんなプラスチックがどれだけ海に流出するかを日本大学生産工学部と連携して調査。環境への影響が生じる前に対策を推進し取組んでいる。
講師の皆様には資料をたくさんご用意頂き、クイズ、質疑応答、意見交換の時間もあり、またインターネットを利用して家庭のエコ診断をする等、講師と参加者が一体となった講座であった。<中村技美子>
中央公民館 国際理解講座「多文化共生ってなんだろう?」
多文化共生ってなんだろう? ~おとなりさんは外国人~
2022年9月22日 29日
〈南部ブロック〉 国際理解講座シリーズ
第三次船橋市生涯学習基本構想・推進計画(ふなばし一番星プラン)では、南部ブロックの特徴のひとつとして「市内で最も外国人住民が多く」「外国人住民との関係性」に関心や心配があることが記載されています。
中央公民館とコーディネーターの企画会議では、今年度始めからこの地域課題をテーマにした講座を起ち上げたいという希望が強く、今回、公民館から船橋市の国際交流課へ打診したところ、快く2回シリーズの出前講座を引き受けていただき実現しました。
国際理解講座シリーズ、タイトルは「多文化共生ってなんだろう? ~おとなりさんは外国人~」です。1日目は9月22日で国際交流課の津田さんの講演「多文化共生を学ぼう!〜地域の国際化〜」。船橋市には既に人口の3%にあたる19千人の外国人が暮らしていて、1位が中国、2位がベトナム、既に外国人が働いてくれないと、工場もコンビニも建設現場も回らないそうです。でも言葉の壁や心の壁、制度の壁があります。対等な関係で地域の構成員として共に生きていくこと、「共生」を目指さねばならないことを分かりやすくお話していただきました。
2日目の9月29日は広報ふなばしでも紹介された、市の初めての国際交流員である、ベトナム出身のグエン・ティ・チャーさんの講演「多文化共生を知ろう!〜ベトナム文化を紹介〜」でした。とても流暢な日本語を話されます。写真や動画でベトナムの文化を紹介して、後半ではベトナム語の紹介と練習までやるという、とても欲張りな内容でしたが、時間通りにすべて完了、参加者に好評でした。
この日はJ:COMの取材も来ました。後日、「ふなばしCITY NEWS」でこの日の講座の様子とチャーさんのインタビューが放映されました。
宮本公民館 みやもと生涯学習セミナー2022(全3回 木曜日)
みやもと生涯学習セミナー2022「船橋宿と江戸幕府のあしあと」は、宮本公民館と船橋市生涯学習コーディネーターとの協働企画事業として全3回講座が開催されました。
1回目 6月16日(水)10時~12時 「成田参りと船橋宿」
講師 飛ノ台史跡公園博物館職員山本稔氏
1部は、成田参り栄えるその理由
成田山が江戸深川で行った最初の出開帳と、同時期に市川團十郎が芝居を打って大変な人気に。市川家の屋号「成田屋」の由来や、各地で成田講が組織され成田参りが盛んになり、江戸から成田参りの交通網が発達し、船橋宿が栄えた事をわかりやすく解説されました。
2部は江戸発船橋宿泊 十返舎一九の「方言(むだ)修行(しゅぎょう)金(かねの)草鞋(わらじ)」(船橋宿)を江戸の仮名一覧と現代訳の資料を参考にしながら、江戸の船橋宿の世界に触れることができました。
2回目 6月23日(木)10時~12時 「船橋宿の街と神社仏閣~江戸幕府のあしあと~」
講師 歴史愛好家 河野成夫氏。
<1>船橋宿と徳川幕府 1、徳川幕府と船橋小史 2、船橋宿の様相 3,徳川幕府のあしあと 10分休憩 <2>船橋宿の神社仏閣 1,御菜浦の船橋 2,寺町の代表的な寺院 3,徳川家と仏教諸派 これ等の項目を膨大な資料を基に、映像を交えて船橋宿と徳川幕府の関りを詳しく解説されました。今まで気付かなかった寺町船橋を再認識しました。
講義の終わりに、次回の散策案内と注意事項の説明がありました。
3回目 6月30日(木)第一部 散策 宮本台の今昔
当日は東船橋駅南口ロータリー9時20分集合 猛暑の為コースは短縮することを参加者に了解して頂き、歴史愛好家(生涯学習コーディネーター)河野さんと歴史愛好家(生涯学習コーディネーター)川瀬さんのリーダーのもと2班に分かれ、初めに決めたコースとその逆のコースで出発。
1班のコースとして、 駅前→昭和放水路掘削跡→茂呂浅間神社は、祭神は、木花咲耶姫。無事を祈ってお参りしました。→真名井は、宮本中学校の西側に位置する弘法伝説の「弘法の井」。→日枝神社は祭神は大山咋の命。猛暑にもかかわらず、ガイドの河野さん、川瀬さんのわかりやすくきめ細かな説明に、参加者も熱心に聞き入っていました。→宮本公民館到着。
第二部は、懇談会。歩くには暑すぎたや、普段何気なく歩いている道でも、詳しく説明して頂いてとても良かったです等、参加者の率直な意見を聞く事ができました。
歴史の街船橋を体感出来た講座でした。
文章 椎名洋子さん
中央公民館2021年度「人生100年健康講座」
☆以下の写真はクリックすると拡大でき、左右中央にある矢印で前後の写真に移動できます。
①「健康寿命を延ばすまちづくり ~社会参加と人のつながりで地域まるごと健康に~」 千葉大学予防医学センター 井手一茂氏
11月30日、健康講座の第1回は「健康寿命を延ばすまちづくり ~社会参加と人のつながりで地域まるごと健康に~」というテーマで、千葉大学予防医学センターの井手一茂さんに講演していただきました。資料もたいへんわかりやすく、いかに社会参加が健康寿命を延ばすか、ということが良くわかりました。質問では、その先進的取組みをしている自治体を教えてほしい、行ってみたい、とう方もいらっしゃいました。
②「3Q体操で心身のリフレッシュ」
NPO法人日本3Q体操協会 荒谷美枝子氏
12月7日の第2回は、「3Q体操で心身のリフレッシュ」でした。講師はNPO法人日本3Q体操協会の荒谷美枝子さんと2名のスタッフの方による指導でした。決して強い運動ではなく、ほとんどが椅子に座ってできる体操ですが、正しい姿勢の維持や腰痛等の予防など大きい効果があります。この体操のルーツは重陽気功とのことでした。
③ 「笑いと光輝高齢(こうきこうれい」
友拡動幸会(ともかくうごこうかい) 人間腹話術 斎藤和文氏 他
12月14日、最終回の第3回は、「笑いと光輝高齢(こうきこうれい」という題で、友拡動幸会(ともかくうごこうかい)のメンバーのマジックあり、腹話術ありの楽しい講座でした。
はじめに須藤ご夫妻のマジックショーで始まりました。ご夫婦はともの85歳とのこと。まったく年齢は感じさせません。
そして第2段は人間腹話術とマジックで斎藤和文さん(カズ)とヒロさん。ヒロさんはなんと94歳のお誕生日を過ぎました。でもずっと立って、踊って、歌って、なんて元気なのでしょう。今日は銀座で公演をしたあとでこちらに駆けつけたといいます。驚きです。更にヒロさんは20数年前までは、地元を離れたことがなくて介護寸前とのことでした。それがカズさんとの出会いから、今では全国を出張しているとのこと。
健康寿命は本人次第でどんどんと伸ばせるというお手本でした。3回の健康シリーズの締めくくりに相応しい時間でした。
2021年度「かいじんおとなの教養講座」
① 講義「西海神村についての雑学」
船橋地名研究会 川瀬建雄氏
11月4日 午前10時から11時半まで
川瀬建雄さんにより「海神の地名について」「小菅県について」「船橋の塩業の歴史について」など幅広く、分かりやすい講義をしていただきました。特に西海神と海神は、歩んできた歴史に大きく違いがあることを興味深く聴きました。
講義資料「西海神村についての雑学」 クリックするとPDFファイルが開きます。
② 講義「戊辰戦争と海神」
海神歴史サークル会長 長坂由夫氏
11月11日 午前10時から11時半まで
2回目は「戊辰戦争と海神」というお話でした。詳細な配布資料と分かりやすいお話で、あっという間に時間が過ぎました。慶応4年閏4月3日、船橋宿の中心部大半が消失した戦闘、公民館からほど近い場所では、旧幕府軍と新政府軍と壮絶な戦闘があったというお話を聞きました。
来週、散策で訪れる念仏堂にその慰霊碑(墓標)があることも知りました。
③ 西海神散策 (龍神社、念仏堂、大覚寺他)
海神4,5丁目自治会副会長 田中 武さん
18日(木)は直前まで天気予報が定まらず、決行できるか不安でしたが、当日は曇りながら、皆さんが歩かれた2時間は晴れて気持ちの良い歴史散策となりました。田中さんの説明が大変ていねいでわかりやすく、近隣の歴史を堪能できました。
(以下の写真はクリックすると拡大でき、左右中央の矢印で隣の写真へ移動できます)
①公民館~龍神社まで(クリックすると拡大します)
②大覚寺(あかもん寺)~入日神社 (クリックすると拡大します)
③念仏堂~公民館まで(クリックすると拡大します)
資料1 「西海神散策」ご案内概要 PDF(クリックすると別ページで開きます)
資料2 「かいじんまち歩きマップ」(クリックすると拡大します)