昨年度実施した「生き抜くための防災講座」の第2弾として、本年度も同名の防災講座を開催した。
1日目(10月15日)は「災害時のスマホの使い方」で、ドコモショップ船橋店より3名が指導に来られ、マンツーマンで疑問点を教えてもらえるので、15名ずつ午前と午後に分けて実施した。内容は「スマートフォンで災害に備えよう」で、災害時の情報の集め方、ラジオアプリの体験、スマホの充電をもたせるコツや注意点など。アンケートでは概ね好評だったが、ドコモの防災アプリの実習が時間の都合で割愛されていたのが残念だった。
2日目(10月22日)は「能登半島地震災害派遣の報告及び船橋市の防災について」という長いタイトルで船橋市危機管理課の出前講座だった。発表された職員は東日本大震災で被災されて、友人知人を失くされた経験をお持ちの方だった。それもあり、珠洲市各地の様子、避難所運営、公的や民間の支援状況についてとてもリアルに伝わった。反面、船橋市の防災状況や災害時の個人の行動についてもお話があったが、限られた時間では伝えたいことを網羅するには無理があったようだ。次回同じような機会があれば、時間を分けた方が良いと感じた。
2日間とも若い世代の参加もあり、まずは成功だった。防災のテーマは地域課題としても継続していく必要があると感じている。(T.H)
【開催案内】生き抜くための防災講座 2024年度
【活動報告】国際交流講座「中国・ベトナムの文化に触れてみよう!」中央公民館
2023年12月10日(日)
1.午前の部 10:00~12:00 中国の文化
講師:船橋市国際交流員 劉琳(リュウリン)さんと中国人の友人達が交替で様々な話題で話してくれた。友人達の数人は民族衣装を着てきてくれた。そして後半はテーブル毎に友人達が入っていただき、参加者と座談会。それぞれ興味あるテーマで30分ほど。「なぜ日本に来たのか」という質問も多かった。友人たちは皆日本語も上手で、短いながらも大変密度の濃い交流ができた。
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2.午後の部 13:00~15:00 ベトナムの文化
講師:船橋市国際交流員 グエン・ティ・チャーさん 同じく後半はチャーさんのベトナム人友人達と各テーブルで座談会。午後は特に参加者が多く定員30名を超える。テーブルも増設した。午前と同じく楽しく話し合いができた。午前も午後もテーブルごとに何を話し合って何が良かったかを発表した。
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今回の初めての試み
・午前午後と1日の講座だったが午前と午後と通しで参加される方も何人もいた
・単なる一方的に説明する講座ではなくて、座談会で相互に話し合い理解できる場をつくった
・中国、ベトナムともにボランティアで何人も友人達が来てくれて交流の密度が高まった
【開催案内】 国際交流講座「中国・ベトナムの文化に触れてみよう!」
【活動報告】「生き抜くための防災講座」中央公民館 報告
「生き抜くための防災講座」は10月18日(水)、25日(水)の2回講座で行われました。
第1回「生きのこる備え」
10月18日 13時30分から15時30分
講師:船橋SLネットワーク 平山さん他
以下の写真はクリックすると拡大します。左右の△で前後に移動します。
なお、参加者の皆様のお顔にはボカシを入れております。
第1回の内容 講義のほかに 1)グループワーク(自分の大切なものは) 2)飛散防止フィルムを実際に貼ってみる 3)事前情報とリアル情報(ハザードマップの見方、情報を得る方法)4)シェイクアウト訓練 など
第2回「生きのびる備え」
10月25日 13時30分から15時30分
講師:船橋SLネットワーク 山口さん他
第2回の内容 講義のほかに 1)トイレ凝固剤の実験 2)グループワーク 3)防災用品(バッテリー) など
「生き抜くための防災講座」中央公民館 チラシ
中央公民館「人生100年健康講座 ~日々元気に過ごすために~」
「人生100年健康講座 ~日々元気に過ごすために」
① 大人のリトミック 講師:戸辺典子先生 2023.2.14実施
② 生活習慣病予防からフレイル予防へ 講師:高橋眞知子先生 2023.2.21実施
「大人のリトミック」
リトミックは音を聴き取る力やリズム感が音楽的な能力だけでなく、想像力、注意力、集中力などを養う目的で、主に幼児、子供向けに考案されたものです。この内容を大人、高齢者向きに組み立てられ、今回「大人のリトミック」として実施されました。
講座にはほぼ定員の32名が参加されました。聞きなれた音楽に合わせ、口ずさみながら体を動かし、拍手をし、スカーフを振り、ストップモーションを行い、また、輪になってボールの受け渡しを行うなど体全体を無理なく動かすことを行いました。参加者全員がその場で覚えた動きをすることでの緊張感をも味あうことができた楽しい90分でした。
「生活習慣病予防からフレイル予防へ」
寿命と健康寿命の間に約10年あり、フレイル予防を行うことで健康寿命を延ばし、いわゆる「死ぬまで元気」を目的にした座学中心の講座でした。食事、ロコモ、認知症予防の重要性を具体的に説明され、充実した内容でした。
初めて聴かれた人にとっては意味深い講座でしたが、普段から健康に意識が高い人にとっては食い足りない部分もあったと思われます。参加者が24名と減少したこともその表れと思われます。次回以降、アンケートの内容をも分析し、より良い講座にできるよう対応が必要と思いました。
29年度 岡田 裕三
中央公民館「マイふなばし環境講座 ~わたしのエコアップライフ~」
「マイふなばし環境講座」
昨年進めていたSDGsという大きなテーマから、今年度はより身近な地元船橋の環境にフォーカスし、船橋市の取り組みを知り、自らの問題として意識・実践できるような講座を企画。
11月17日、24日、の二回、中央公民館にて開催した。
一回目は地球温暖化問題・海洋プラスチック問題について船橋市環境政策課蒲田様と環境保全課藤原様、二回目は家庭における省エネ・節電について山田殖保様(家庭の省エネエキスパート)を講師としてお迎えした。
地球規模の環境問題から船橋市の取組みへ、私たちができることへと話が進み、自らの問題として意識し、実践につなげる足掛かりとなる講座になったと思う。
世界の平均気温は100年あたり0.74℃の割合で上昇。
一方、船橋市の平均気温は過去40年で約1.9℃上昇しており温暖化対を行う必要がある。
映像で紹介された「対策を行わなかった場合の2100年未来の天気予報」では、千葉県の最高気温が42.6℃、真夏日が100日など衝撃的な内容であった。
海洋プラスチックごみのうち約8割が陸上で発生。船橋市では、市内からどんなプラスチックがどれだけ海に流出するかを日本大学生産工学部と連携して調査。環境への影響が生じる前に対策を推進し取組んでいる。
講師の皆様には資料をたくさんご用意頂き、クイズ、質疑応答、意見交換の時間もあり、またインターネットを利用して家庭のエコ診断をする等、講師と参加者が一体となった講座であった。<中村技美子>
中央公民館 国際理解講座「多文化共生ってなんだろう?」
多文化共生ってなんだろう? ~おとなりさんは外国人~
2022年9月22日 29日
〈南部ブロック〉 国際理解講座シリーズ
第三次船橋市生涯学習基本構想・推進計画(ふなばし一番星プラン)では、南部ブロックの特徴のひとつとして「市内で最も外国人住民が多く」「外国人住民との関係性」に関心や心配があることが記載されています。
中央公民館とコーディネーターの企画会議では、今年度始めからこの地域課題をテーマにした講座を起ち上げたいという希望が強く、今回、公民館から船橋市の国際交流課へ打診したところ、快く2回シリーズの出前講座を引き受けていただき実現しました。
国際理解講座シリーズ、タイトルは「多文化共生ってなんだろう? ~おとなりさんは外国人~」です。1日目は9月22日で国際交流課の津田さんの講演「多文化共生を学ぼう!〜地域の国際化〜」。船橋市には既に人口の3%にあたる19千人の外国人が暮らしていて、1位が中国、2位がベトナム、既に外国人が働いてくれないと、工場もコンビニも建設現場も回らないそうです。でも言葉の壁や心の壁、制度の壁があります。対等な関係で地域の構成員として共に生きていくこと、「共生」を目指さねばならないことを分かりやすくお話していただきました。
2日目の9月29日は広報ふなばしでも紹介された、市の初めての国際交流員である、ベトナム出身のグエン・ティ・チャーさんの講演「多文化共生を知ろう!〜ベトナム文化を紹介〜」でした。とても流暢な日本語を話されます。写真や動画でベトナムの文化を紹介して、後半ではベトナム語の紹介と練習までやるという、とても欲張りな内容でしたが、時間通りにすべて完了、参加者に好評でした。
この日はJ:COMの取材も来ました。後日、「ふなばしCITY NEWS」でこの日の講座の様子とチャーさんのインタビューが放映されました。