昨年度実施した「生き抜くための防災講座」の第2弾として、本年度も同名の防災講座を開催した。
1日目(10月15日)は「災害時のスマホの使い方」で、ドコモショップ船橋店より3名が指導に来られ、マンツーマンで疑問点を教えてもらえるので、15名ずつ午前と午後に分けて実施した。内容は「スマートフォンで災害に備えよう」で、災害時の情報の集め方、ラジオアプリの体験、スマホの充電をもたせるコツや注意点など。アンケートでは概ね好評だったが、ドコモの防災アプリの実習が時間の都合で割愛されていたのが残念だった。
2日目(10月22日)は「能登半島地震災害派遣の報告及び船橋市の防災について」という長いタイトルで船橋市危機管理課の出前講座だった。発表された職員は東日本大震災で被災されて、友人知人を失くされた経験をお持ちの方だった。それもあり、珠洲市各地の様子、避難所運営、公的や民間の支援状況についてとてもリアルに伝わった。反面、船橋市の防災状況や災害時の個人の行動についてもお話があったが、限られた時間では伝えたいことを網羅するには無理があったようだ。次回同じような機会があれば、時間を分けた方が良いと感じた。
2日間とも若い世代の参加もあり、まずは成功だった。防災のテーマは地域課題としても継続していく必要があると感じている。(T.H)
【活動報告】「生き抜くための防災講座」中央公民館 報告
「生き抜くための防災講座」は10月18日(水)、25日(水)の2回講座で行われました。
第1回「生きのこる備え」
10月18日 13時30分から15時30分
講師:船橋SLネットワーク 平山さん他
以下の写真はクリックすると拡大します。左右の△で前後に移動します。
なお、参加者の皆様のお顔にはボカシを入れております。
第1回の内容 講義のほかに 1)グループワーク(自分の大切なものは) 2)飛散防止フィルムを実際に貼ってみる 3)事前情報とリアル情報(ハザードマップの見方、情報を得る方法)4)シェイクアウト訓練 など
第2回「生きのびる備え」
10月25日 13時30分から15時30分
講師:船橋SLネットワーク 山口さん他
第2回の内容 講義のほかに 1)トイレ凝固剤の実験 2)グループワーク 3)防災用品(バッテリー) など